循環型社会の更なる確立を目指す
2001年創業の株式会社エコ・エイトは、東京都環境局により「産廃エキスパート」の認定を受けた優良産業廃棄物処理業者です。
創業10年余りで「業界のトップランナー的業者」と東京都からお墨付きをもらっている株式会社エコ・エイト。この会社の創業にはどんな背景があったのでしょうか?
【参考】産廃エキスパートとは?
東京都環境局によれば…
当認定を受けた処理業者は、適正処理、再資源化及び環境に与える負荷の少ない取り組みの実施など、一定の基準をクリアした業者です。
失業保険がもうすぐ切れる
株式会社エコ・エイトの須永社長が廃棄物の処理に関わるようになったのは、失業保険で生活しながら職探しをしていた時でした。
仕事はなかなか見つからず、幼稚園児のお子さんを抱えて焦っていた頃、自宅マンションにちり紙交換の業者さんが現れます。そして教えてくれたのです。「お兄さん、これ儲かるよ」と。
そんな須永社長の創業ストーリーはこちら。
ひらめきを手放さない
須永社長のすごいところは、ふと立ち止まって何かが思い浮かんだことをスルーせず、まず取り組んでみる、という意気込みですね。
自転車回収の仕事をしていた時、スクラップ工場に自転車を運ぶ途中で「お兄さん、それ売ってよ」と声をかけられた須永社長。最初は「売り物じゃないから」と思って断るのですが、ふと立ち止まり「これは売れるんじゃないか」とひらめきます。
そんなやりとりをチャンスとして掴みとり、さらに本当に実行に移して中古自転車を売り切ってしまったというお話を聞くと、事業というのは実行力なのだなあ、とあらためて実感させられます。
ご自身も「最初に声を掛けられたことが発想の原点となった」とおっしゃっていますが、そのきっかけを逃さず、最大限に生かした意気込みと努力は大いに見習うべきところがあると思います。
今年で創業16年ですが、ホームページを拝見しますと、
- 廃棄物の処理
- 廃棄物のリサイクル
- 不用品の買取
- 解体工事事業
など、いらなくなったものは捨てる、という狭い見方ではなく、必要な人への橋渡しをしたり、別のものに生まれ変わらせたり、まるで交通整理をしているように見えます。この会社の目指す「循環型社会」の実現をこうやって具体化しているのか、と会社の理念が伝わってくるようなメニューですよね。
社員さんの笑顔も印象に残ります。
不用品回収について
株式会社エコ・エイトのサイトを見ていると、廃棄物処理業に興味が湧いてくる方もいるかと思いますが、廃棄物処理業は、個人がいきなり取り組むのはかなり難しいようです。
中小機構が運営するJ-Net21に詳細が掲載されていますが、
廃棄物の種類毎の許可、地域毎の許可、そして施設の設置に関する許可など、多くの許可を得なければなりませんし、多額の資金も必要です。こちらは産業廃棄物の例ですが、一般廃棄物についてもかなり厳しいものがありそうです。
個人で取り組むのであれば、まずは「不用品回収」から、というところでしょうか。須永社長もまずここからはじめられてますよね。
不用品回収業をはじめるにあたっては、こちらのサイトが参考になると思います。
リンクは「あんしん回収」のフランチャイズ独立開業を支援するサービスを紹介しているページですが、まずは「あんしん回収」でどんな作業をやっているのかをチェックするだけでも、不用品回収業とはどんな事業なのかを理解するのに役に立つのではないでしょうか。
どんな事業をはじめるにしても、まずここから
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